10代 男性 整形外科で良いくならない野球肩・野球肘[症例報告]

安芸高田市 田丸様

15歳 中学生 クラブチーム所属

来院の動機

クラブチームでピッチャーをしており

肩と肘を痛めて投げられない状態でした。

整形外科を受診してノースロー調整で

痛みが引きましたが、練習再開すると

再発してしまいました。

 

どうにか治したいと思い来院しました。

初検時の症状

痛みが再発したためノースロー

肩、肘に炎症があり

腕を振ると痛みが強い

問診 検査

問診

以前から肩、肘の張りはあったが

ほったかしにしていた様子

アトピー性皮膚炎もあり

栄養状態もあまり良くない

栄養状態が悪いと回復力が

著しくい低下する。

 

姿勢分析

インナーマッスルの弱体化

骨盤、背骨の歪みがあり

姿勢も悪い

肩甲骨、肩関節のズレが確認できる

 

動作分析

体軸や下半身が不安定

下半身からの動きの連動性が

完全に破綻しているために

手投げになっている

治療内容と経過

動きの連動性の破綻を修正

する為にインナーマッスル調整

体軸安定性の強化をはかる

 

肩甲骨のインナーマッスル調整

体幹と肩甲骨の安定性を強化

 

しっかりした体軸をつくり

下半身のインナーマッスル調整で

下半身の安定性を強化

 

ココから関節軸のズレを修正し

投球モーションへとつなげていく

この時点で軽く投げる程度なら

全く痛みはない

 

更に安定性と連動性を強化して

実践でも大丈夫な状態へと導き

まったく痛みの無い状態になった

改善状況

抜群の安定性でMAX135キロの

切れのあるボールを投げられる

様になる

 

体軸が安定したことでバッティング

の際のスイングスピードがアップ

考察

野球肩、野球肘の多くは

インナーマッスルの動きが

悪いために

体軸、関節の安定性の不良から

投球モーションの連動性が途切れて

手投げになっている。

 

彼の場合も同様でした。

実はインナーマッスルの入力感覚を

覚えて連動性の修正ができれば

殆どの野球肩、野球肘は簡単に

改善へと導ける

このページの著者

著者:原口 克司

柔道整復師 はり師 きゅう師 スポーツトレーナー

広島県東広島市 からだ回復セラピー 原口整体院 院長

「インナーマッスル調整のスペシャリスト」

 

トレーナー活動で得た知識と経験を活かし、体の機能回復ができるメソッド体幹リセット法を開発

肩こり、腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善に導くスペシャリスト

からだ回復セラピー東広島整体院