10代 男子 剥離骨折のある野球肘[症例報告]

広島市 沖中様

10代 男子 学生

来院の動機

小学生クラブチームのピッチャー

をしていて肘を痛める

ノースロー調整で痛みが消失し

中学進学にあたり、中学生クラブチーム

の練習に参加した時に肘の痛みが再発

病院での検査で剥離骨折が判明

 

病院を受診してもノースローの指示のみ

練習を再開すると再発しそうで不安が

あった

 

当院の改善率の高さを聞いて来院

初検時の症状

肘の内側部の圧痛、投球モーション

での同部の痛み

 

両足のアキレス腱に炎症を

起こしている

カウンセリング 検査

カウンセリング

普段から姿勢が悪く、常に右肘

に張りがあった

変色気味で栄養状態も良くない

 

姿勢分析

インナーマッスルの弱体化

骨盤、背骨の歪みがあり

姿勢も悪い

肩甲骨のズレ、肩関節の

中心軸のズレを認める

 

動作分析

下半身の安定性が低くグラつく

アキレス腱炎の原因にも

なっている

股関節、肩関節のインナーマッスル

が機能していないため

関節軸のズレが発生して肘の負担に

なっている

治療内容と経過

初回

動きの連動性の破綻を修正する為に

体幹リセット法を指導して

体軸安定性の強化をはかる

直後から体が安定しくる

 

7回目

体幹リセット法を継続指導

股関節のインナーマッスルを鍛え

下半身の安定性を強化

アキレス腱炎が大幅に改善される

 

10回目

体幹リセット法を継続指導

肩関節インナーの入力感覚の指導

肩甲骨のインナーマッスルの安定化

を指導して

関節軸のズレの問題を修正

 

15回目

下半身からの動きの連動性を指導

破綻していた連動性を修正した事で

一連のスムーズな動きが可能になり

MAX133キロの切れのある

ストレートの投球が可能になった

改善状況

体軸の安定性、連動した一連の

投球モーションが可能になり

肘への負担は無くなった

 

投球を見た県外の強豪校から

スカウトされている

考察

野球肘はインナーマッスルが弱って

連動した動きの破綻によって

肘に負担をかける

手投げの状態に陥っている

 

早めに対応すればキレイに改善が

可能であるが長期に放置すると

関節唇などが壊れてしまい

改善が難しくなるケースもあるので

早めに姿勢分析、動作分析ができる

先生にお願いする事をお勧めします

このページの著者

著者:原口 克司

柔道整復師 はり師 きゅう師 スポーツトレーナー

広島県東広島市 からだ回復セラピー 原口整体院 院長

「インナーマッスル調整のスペシャリスト」

 

トレーナー活動で得た知識と経験を活かし、体の機能回復ができるメソッド体幹リセット法を開発

肩こり、腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善に導くスペシャリスト

からだ回復セラピー東広島整体院