10代 男性 甲子園経験者の関節唇損傷による野球肩[症例報告]

呉市 棚田様の改善例

10代 男性

来院の動機

小学生の頃から野球肘で痛みや

張りを起こす事が多く

肘に負担を回避する投げ方を

繰り返していた

 

S高校野球部の外野手として活躍

広島県予選終了後から右肩に

痛みを発症し整形外科で関節唇損傷

と診断を受けて手術も有りと言われる

 

大学進学も迫っており入学直後から

ダッシュできる準備をしたく

極力、手術は避けたかった

 

圧倒的な改善率を誇っていると

うわさを聞いて

藁をもすがる思いで来院しました

初検時の症状

7月に発症し来院は11月の中旬

来院時も痛みの為にノースロー状態

投球で肩の痛みがあり

まったく改善できていない

 

腰も腰椎の疲労骨折を起こした事が

あり、慢性的に痛みがある

問診 検査

問診

小学生の時から野球肘を繰り返している

投球モーションに問題のある動きが

推測される

 

姿勢分析

インナーマッスルの弱体化

骨盤、背骨の歪みがあり

姿勢も悪い

肩関節のズレが確認できる

 

動作分析

体軸が安定せず

下半身からの動きの連動性が

破綻しているために

手投げになっている

治療内容と経過

動きの連動性の破綻を修正

する為にインナーマッスル調整

軸安定性の強化をはかる

 

しっかりした体軸をつくり

下半身のインナーマッスル調整で

下半身の安定性を強化

 

土台をつくり上げて

肩甲骨、肩関節の

インナーマッスル調整で

肩関節を安定化

 

この時点で姿勢も良くなり

安定した動きが可能になる

キャッチボール程度では痛みなし

 

パワーのある動きをつくりる為

アウターマッスルとの連動性

強化のトレーニング

 

微妙な関節軸のズレを修正

この時点で投球での痛みは消失

改善状況

2ヵ月ちょっとで痛みは

無くなり

 

軸安定性が強化され

バッティングの際の

スイングスピードがアップ

 

遠投も痛みなく、これまでよりも

飛距離が大幅に伸び

外野からの返球が安定した

 

 

2月の大学での合宿にも参加

バッティング、守備でも

アピール出来て充実した

合宿参加になり

 

入学直後のスタートダッシュにも

間に合った

 

 

考察

野球肩、野球肘の多くは

インナーマッスルの動きが

悪いために

体軸、関節の安定性の不良から

投球モーションの連動性が途切れて

手投げになっている。

 

彼の場合も同様でした。

実はインナーマッスルの入力感覚を

覚えて連動性の修正ができれば

殆どの野球肩、野球肘は簡単に

改善へと導ける

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からだ回復セラピー東広島整体院