50代 男性 歩く事もままならない足底筋膜炎[症例報告]

熊野町 中本様

50代 男性

来院の動機

趣味で始めたムエタイにはまり

毎日5キロのランニングと100段の

階段往復

週に3回のムエタイジムでの

トレーニングとハードにおこなって

いた

 

1年前から足裏に痛みが起こり始め

2か月後には走れなくなり

ムエタイの練習でも痛みだした

 

病院でステロイド注射を打っても

整骨院で低周波をあてても

全く改善はされず

 

ネットで見つけ、藁をもすがる思い

で来院

初検時の症状

足底筋の過緊張と足底筋膜の

強度の炎症があり

足をついても痛い状態で

足をひこずりながら歩いている

 

それに伴う腰痛がある

 

カウンセリング 検査

カウンセリング

運動を全くおこなっていなかった

期間があり、その間に

インナーマッスルの働きが弱って

しまっていた。

偏った食事で栄養状態も悪い

 

姿勢分析

脊柱と骨盤の歪みから起こる

姿勢不良が認められる

 

動作分析

体幹の安定性が低く、股関節の

インナーマッスルの働きが悪い

そのために重心がズレて

足裏の筋肉(足底筋)に過剰な

ストレスがかかる動きになっている

治療内容と経過

インナーマッスルの弱体化改善

の為に当院オリジナル

インナーマッスル調整

体幹リセット法を開始

足底筋膜への筋膜リリース施術

 

開始当初から腰痛が軽減して

楽に動ける

 

3回目

足底筋膜への筋膜リリース施術

の効果で足裏の痛みが軽減される

 

8回目

体幹リセット法を順次指導

体幹が安定し、股関節の

インナーマッスルが働いて

足裏の痛みが軽減されてくる

歩行が随分と楽になる

 

13回目

体幹リセット法を自宅で継続

歩行では痛みなし、ムエタイも再開

踏み込んだ際の痛みが少しあり

ランニングには不安がある

 

15回目

体幹リセット法を自宅で継続

様子をみながらランニングを再開

 

月に1回の再発防止メンテナンスに

移行する。

ランニングでもムエタイの練習でも

痛みは再発していない

 

体幹リセット法を自宅で継続する

痛み全く再発していない

改善状況

体幹リセット法を継続できた事で

体幹の安定性強化、股関節の

インナーマッスルの働きを強化

出来た事で、足底筋への過剰な

ストレスが無くなり痛みなく

ムエタイを楽しめるようになった

考察

体を動かせていない期間が

インナーマッスルの動きを弱らせる

弱ってしまったインナーマッスルは

直ぐには機能しないので強度の高い

運動を急激に始めると、故障の

リスクは高くります

 

インナーマッスルを調整したうえで

運動を行うことが大切になります。

このページの著者

著者:原口 克司

柔道整復師 はり師 きゅう師 スポーツトレーナー

広島県東広島市 からだ回復セラピー 原口整体院 院長

「インナーマッスル調整のスペシャリスト」

 

トレーナー活動で得た知識と経験を活かし、体の機能回復ができるメソッド体幹リセット法を開発

肩こり、腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善に導くスペシャリスト

からだ回復セラピー東広島整体院